『ぬかる道』第445号 2024年11月1日発行
目次
- 巻頭言/川柳の絆を大切に…江畑哲男
- とうかつメッセ…江畑哲男選
- とうかつメッセ《自選》
- 東葛飾川柳会九月句会
- 句会の表情…井上すず
- 『ぬかる道』9月号鑑賞リレー/猛暑、狂暑、残酷暑で想像力がグタグタ… 遊 人
- 大人の交差点(181)/ヒトサマの本棚…荒川佳洋
- 表紙のことば…小川明子
- 川柳再考 Before & After(48) …加藤 当白
- こどもの眼 こどもの声 五七五(8)…日下部敦世
- 誌上課題吟/「舟(船)」…柳 哲選
- 新旧友がきの交差点(5)/私の「青春時代」…近藤クニ
- 編集風だより
表紙のことば 【白菜】 小川明子(松戸市)
ずっしりとした白菜。近頃ではこんなに大きな白菜はスーパーでは見ません。いえ、高値で買えません。白菜の根の部分に十文字の切れ目を入れ、手で裂くようにして四等分、八等分にし、縁側に並べてお天とう様のお世話になり、容器に敷き詰め塩をふりこれを繰り返し唐辛子も入れ重しをして二、三日置きます。子供の頃母が忙しそうに白菜の漬物を作っていた姿が思い出されます。
外側の硬い葉は、無地の木綿地、緑の葉は端午の節句の着物地からその他は帯揚げをふんだんに使い、幾重にも葉が重なっている感じを出しました。
外側の硬い葉は、無地の木綿地、緑の葉は端午の節句の着物地からその他は帯揚げをふんだんに使い、幾重にも葉が重なっている感じを出しました。