代表挨拶

「川柳の魅力」を皆さんに

代表 江畑 哲男

皆さん、こんにちは。
ようこそ、東葛川柳会のホームページ(以降HP)をご訪問いただきました。川柳のHPを覗いていただきました。これも何かのご縁でしょう。有り難うございます。

このHPでは、川柳という文芸のそもそも解説から、私たち東葛(とうかつ)川柳会の日ごろの活動にいたるまで、分かりやすく・生き生きとご紹介して参りたいと思います。

① 川柳は「入りやすくて奥が深い」文芸

川柳は楽しい! 皆さんこう仰います。
川柳の詩型は俳句と同じです。俳句と違って、季語や切字は原則不要です。文語で書く必要もありません。
したがって、川柳は誰でもがつくれます。誰もが親しめます。誰でもつくれて親しみやすい文芸、それが川柳なのです。

一方、奥は深いのです。口語(話し言葉)で川柳はつくられるのですが、最初は簡単そうに見えます。実際気軽につくっていただいて構わないのですが、少し経つとその奥深さに気がつき始めます。

もしかしたら、俳句よりも奥深い文芸かも知れませんよ。

② 川柳は「魔法の文芸」!?

川柳に手を染めるようになると、世の中の出来事が、人間模様がとても新鮮に感じられるようになります。これまで「何となく」生きていた人生に、何かしらの「新しさや彩り」が加わってくるのです。
考えてみれば、人間って不思議な生き物ですよね。その人間がつくる社会もまた興味津々。人間と人間社会を詩の対象とする川柳には、題材に事欠きません。

川柳は摩訶不思議な文芸です。この文芸を手にすると、あたかも魔法の杖を手に入したかのように、世の中の人間と人間社会を切り取ることが出来てしまうのです。不思議です。

③ 川柳は「生涯学習時代にふさわしい」文芸

川柳は「誰でも・いつでも・どこでも」作れます。この「誰でも・いつでも・どこでも」というのは生涯学習社会の基本的な理念なのですが、そう、川柳こそ「生涯学習時代にふさわしい」文芸と申せましょう。
老いも若きも、身障者も健常者も、紙と鉛筆があれば川柳に親しむことが出来ます。

「人生100時代」です。さぁ、アナタも「エンジョイ川柳」、「レッツ川柳」で、人生をエンジョイして参りましょう。

④ 進取の精神に満ちた東葛川柳会

手前ミソで恐縮ですが、わが東葛川柳会は「進取の精神に満ちた会」、そんな評価をされてきました。「日本一元気な川柳会」との紹介もされたことがございます。

東葛川柳会は、昭和62年に創立して早や40年弱。

「面白いことは何でもヤル」、「旧習にとらわれず、よいと思ったことは取り入れよう」、その一方で「義理・人情を大切に」しても活動を展開して参りました。

そんな当会のHPです。これから皆さんと、一緒によりよいものにしていきたいものです。どうぞご覧下さい。

東葛川柳会のホームページは、今回で3代目になります。

初めてHPなるものを作成したのは、今川乱魚初代代表(故人)の時でした。

2回目は平成19年。根岸洋担当幹事(故人)がこまめに更新してくれました。「川柳」と検索すれば「東葛川柳会」が最初にヒットするほどの活況を呈しました。

3回目の今回。柏稲門会の中村恭子さんの熱心で丹念なご指導を賜って、清新でプロフェッショナルなHPが出来ました。再々スタートいたしました。有り難うございます。改めて、皆さんのご愛顧・ご支援のほどをお願い申し上げます。