- 司会:角田 創
- 記名:船本庸子 中村久代
- 会場:アミュゼ柏1階
- 出席者60名、欠席投句者32名
今夏、35度以上の猛暑日が続いている。勢力の強い太平洋高気圧に覆われ、異例の暑さだ。メディアは過去と比較して、今年の猛暑日がいかに多いか熱く画面を賑わしている。私のような高齢者の熱中症への注意を喚起してくれている。気温が35度以上の日を猛暑日、30度以上の日を真夏日、25度以上の日を夏日。因みに0 度未満の日を真冬日という。40度以上になると酷暑日とも言うらしい。調べてみたら、俳句の季語に「猛暑」はない。「極暑(ごくしょ)」「酷暑(こくしょ)」「渭暑(じょくしょ)」「炎暑・炎ゆる」「夏・晩夏」の季語とある。誠に穏やかな夏だった頃の季語だ。
8月26日、東葛の句会は今日も猛暑の中、60名(投句者32名)が参加、句会を盛り上げた。
10時半には幹事さんの手で会場設営は終了。11時から幹事会が始まった。
本題に入る前に、江畑哲男代表から過去の吟行会でお世話になった我孫子市の「我孫子市白樺文学館基金」協力のお礼と、集まった募金を我孫子市教育委員会文化スポーツ課に寄付したとの報告があった。
① 柏市文化祭川柳大会あわせて東葛川柳会創立36周年記念大会の説明があった。2023年10月26日(土)に柏市中央公民館5階講堂で開催される。
② 記念講演として「相撲部屋おかみの奮闘記」、講師は長岡恵先生(大相撲高砂部屋の元おかみ)
大会の運営、役割分担等はあとで永見副代表から説明があり。
③ 新ホームページが完成間近という。当会HPは三代目になる。永見副代表の手でチームが組まれ、着々準備が進んでいる。乞うご期待!
④ 人事の件 棚田貞治会計担当が仕事の都合で土曜日は出勤となった。どなたか後任に手を挙げてほしいと。
⑤ その他、当面の活動。江畑代表の今年は「打って出る」県内外の各地、講演会の実施状況の説明などがあった。
⑥ 来年3月には台湾川柳大会が開催される。麗澤大学秋季講座への積極的な参加の呼びかけがあった。
気功の時間は藤田光宏さんの指導で、皆さん真剣!
3時、句会が始まる。司会は角田創さん
初参加の紹介と挨拶があった。
柳哲(やなぎてつ)さん(柏市)
和乃伊季味(わのいきみ)さん(船橋市)
江畑代表の挨拶
手術後の体調は少しずつ、元へ戻っているとか。
幹事会の報告と戻ってきた賑わい「エンジョイ川柳」先日の高校野球で「敗者の美学」を仙台育英高校から学んだ等々。
本日の選者の紹介、殊に「川柳白帆吟社」の上村脩さんについての思いを語られた。
披講始まる。文台は船本庸子さんと中村久代さん
宿題「律義」上村脩選(川柳白帆吟社)
氏の歩みの中で、昼間はサラリーマン、夜はスナックでシェイカーを振る生活で決して自分は律義ではないと笑わせる。ドラマの無い川柳は全く面白くない、説明ばかりの句が多いと思う。
「武装解くようにイヤリングを外す」こんな句が印象に残っているとか。テンポのいい披講。
宿題「ダンス」大平小鈴選
歌集『舞曲』を上梓され、短歌の世界でも活躍されている。
余暇にはベリーダンスも楽しんでおられる。この日も披講の前に、ファンやファンベールで華やかにパフォーマンス、会場が華やかに、楽しませていただいた。
宿題「ぼちぼち」小島一風選
「小鈴さんの後では、華やかさに負け帰りたい気持ち」と笑わせる。選にあたってはなるべく詠み込まない句をいただいたと。コミカルな披講で飽きなかった。
宿題「再生」江畑哲男選
改めて台湾川柳大会に、秋は大会シーズン、外部の句会へ積極的に参加をしてほしいと。テンポよく、4時半には終了。
9月になっても猛暑は続くらしい。暑さの疲れは厳しいだろう。お互い無理をしないようにしよう。暑さが厳しい街中へ、暑気払いへ。