- 司会:角田創
- 記名:月岡サチヨ 杉野海
- 会場:柏市中央公民館 5F 講堂
- 出席者:56名、欠席投句者29名
令和7年8月23日土曜日、相変わらずの猛暑で、柏で37度です。会場はいつものアミュゼ柏とは違って、柏市中央公民館での句会です。この暑さの中、いつもと変わらぬ出席者56名、欠席投句者29名総勢85名での開始です。
11時から幹事会が開催され、会計部長の藤田光宏さんから「会計の危機的状況」について説明があり、続いて江畑哲男代表より「危機突破基金」開始へのご理解とご協力をと募金をお願いさせて頂きました。他の幹事さんからは「急に集めるといっても、付け焼刃で根本解決になっていない」とか「もっと時間をかけて解決方法を考えないといけない」など、厳しいご意見がありました。「引き続き改善策を検討していくので、ご協力願いたい」と代表からの締めがありました。
12時30分受付開始
会計の横には「危機突破基金」の受付箱と記帳簿がおかれました。
1時30分投句締め切り
3時句会開始です
代表挨拶
第一声が『ぬかる道』9月号の表紙3 に掲載しましたが、会計が火の車です。値上げの前に色々努力は致しますが、まずは背に腹は代えられぬので、『危機突破基金』の呼びかけを始めたい。『ぬかる道』に振込用紙を挟んでありますので、何口でもお願いします。
次に今日の選者紹介です。
一人目は小林信二郎さん。八月というので「爆弾」というお題にさせて頂いた。竹を割ったような御性格ですので、披講が楽しみです。
二人目は横浜から来られた熊田松雄先生です。私と同じ教職をされていて、今は広く子供たちへの川柳を広められています。
三人目は犬塚博さん。東京みなと番傘で今日は佐倉市からお越し頂きました。十月の大会ではパワーポイント作成など裏方で頑張っていただく予定です。
と、思いきや、今日はもっと遠く台北から杜青春さんが一般参加されています。
代表から「費用を安くするためLCCですか?」と尋ねたところ「荷物と一緒に乗ってきました」と軽妙な洒落でお返しされ、会場から大きな笑いと拍手を頂きました。
司会 角田創さん
文台 月岡サチヨさん、杉野海流さん
一人目お題「爆弾」小林信二郎氏(川柳甲斐野社)
山梨から「待ってました」の声が掛かり出てまいりました。総長は鮎川弘子氏で、私は準構成員の鉄砲玉のようなものです。
日川協で「次回は東でやりたい」というのに皆さん下を向いてしまう。じゃあと私が立ち上がって「山梨で」と言ったら、最終的には二年後に東京で開催することになりました。
二人目はお題「楽しむ」熊田松雄氏
横浜からまいりました熊田です。最近人里に熊が出ているようですが、ついに柏にも熊が出てきました。この熊は噛みませんのでご安心ください。子供たちと川柳するのが楽しみで続けて来ました。最近とても感動した句があります。
- 「遊ぶとき行けたら行くはほぼ来ない」小5
- 「三人で歩いていると俺空気」中1
- 「おねえちゃん朝の七割洗面所」小5
- 「悪口を言われて笑顔返すだけ」
この句を聞いたとき、その子に何かが起きるのではと感じずにはいられませんでした
三人目はお題「デジタル一切」犬塚博氏
詩吟をされており、一人前になるには30〜40年かかるが、私はまだ10年ほどで上手く謡えません。世間では俳句を詩吟でやられる方は多いのですが、私は下手なりに川柳を吟じてみたいと思います。これから流行ってくるのではないでしょうか?
最後は江畑代表によるお題「訳(わけ)」
野暮なお話の追加ですが、『ぬかる道』表紙2 に38周年記念川柳大会を掲載、タイムスケジュールに少し余裕を持たせました。記念講演の麗澤大学前学長中野理先生のお話は、ぜひ聴いて頂きたい。「最近皆さん上手になられて二重丸が続きます」とお褒めの御言葉を頂きました。

特選の句を秀句賞として色紙に

台湾から杜青春さんお友達と会場に

色紙を貰いよろこぶ信彰さん