- 司会:角田 創
- 記名:船本庸子・月岡サチヨ
- 会場:柏市中央公民館5階
- 出席者58名、欠席投句者40名
2月に拘ると、令和2年(2020)2月の句会の表情は私が報告した。翌3月には新型コロナ拡大により「緊急事態宣言」が出され、まさに日本が非常事態下に置かれ、学校が休校、勉強も仕事もオンラインで。川柳会・緑葉ではオンラインでの飲み会も経験した。翌3月は、初めての誌上句会になった。因みにこの年、令和2年は4ヶ月が誌上句会となった。4月の「乱魚追悼句会」はリアルで行われた。
令和4年(2022)2月は、北京冬季五輪で日本勢が最多の18個のメダルを獲得した。2月24日にはロシアのウクライナ侵攻という暴挙、早期終結が予想されたが一年経った今は泥沼化、米欧の諸国から制裁を受け、その制裁が強化された結果、返り血を浴びて物価高騰、途上国には飢餓の問題、難民問題などが起きている。
そして今年、令和5年(2023)の2月は、今の天皇陛下即位後、初めての皇居一般参賀が行われた。もう一っ良いニュースは、5月8日から新型コロナ「5類」へ移行、季節性インフルエンザなどと同じ扱いになるという。いろいろな問題含みだが、マスクを外して素顔を見せたい女性には朗報だろう。
そんな中での東葛川柳会二月句会は2月25日(土)、新装なった柏市中央公民館5階講堂で開催された。会場の講堂が使えるのが1時から、このことが幹事に徹底されていなかったか、私を含め10時、三々五々幹事が集まる。
ここで触れておきたいのが、東葛句会で毎月出される『ぬかる道』のこと、二月句会で手にした句誌は425号になる。500冊刷られており、出席者と句会に出席せず投句だけして帰る人には手渡されるが、300余の『ぬかる道』が出席しない投句者・関係者などに郵送される。今『ぬかる道』は第三種郵便物扱いとして認可を受けている。これを毎月郵送しているのが発送担当の志田則保さん、大澤隆司さんである。文字通り、雨の日も・風の日も郵便局に届けてもらっているのだ。結構重いんですぞ!
会場は1時に開き、受け付け、年会費の徴収も同時に始まった。投句締めは2時、ちょっとせわしなかったかも。この日の出席者は58名、投句者は40名であった。選句は概ね50旬であり東葛旬会は文字通り狭き門である。
2時開会
司会者角田創さん
新規入会者、千葉憲久さん深谷圭介さんが紹介される。
次は江畑哲男代表の川柳教室
「目で観る東葛川柳会」記念DVDは到着しましたか。映像は印象に残る、思った以上に評判が良い、皆さん観てくれましたか、などなど。三月句会の宿題は「可愛いお年寄り」(3句連記)ですぞ!。いい句を期待していると。
続いて藤田光宏さんの指導で気功が始まる。
このところ、特に丁寧にやっていただいているようだ。
3時披講 各選者は久しぶりにマスク無し!
文台は船本庸子さんと月岡サチヨさん
宿題「過激」大竹洋選
予定の芝垣一さんは都合により欠席で代選となる。ところどころで、軽妙に川柳を詠む心得など、大御所らしい指導をいただく。
宿題「芽吹く」水井玲子選
超ベテランらしくなく、お題の「芽吹く」のとらえ方が難しく、ドキドキしてますとか。でもスムーズな披講でした。
宿題「サプリメント」遊人選
まず特選三賞の賞品紹介で笑わせてくれる。いずれもサプリメント。栄養ドリンク「ユンル皇帝液」を持参、これを天の旬に差し上げたい!!
これを貰ったのがなんと江畑代表で会場は爆笑!遊人節で皆を笑わせながらの披講。
宿題「難題」(3旬連記)江畑哲男選
お題は難しかっただろうが、機知に富んだ佳句が多かったと。眠気をさましてくれるコメントとテンポがいつも通り。
予定通り句会は終了。アミュゼに比べ片付けが楽で速い。早く、打ち上げ後の一杯を心置きなくやりたいものだ。