定例句会

八月句会の表情(令和6年8月)

定例句会
野澤 修

  • 司会:角田創
  • 記名:中村久代 日下部敦世
  • 会場:アミュゼ柏1F
  • 出席者60名、欠席投句者28名

僕の日記には、6月12日の関東甲信は高気圧の影響で広い範囲で晴れ、強い日差しが照り付けて気温が上がった。日中の最高気温は山梨県甲州市勝沼で34度、東京都心でも30度と今年初めて真夏日となった。福島県伊達市では最高気温が35度に達し今年初めて猛暑日となった。この日、都心では日傘や小型扇風機などで暑さをしのぐ人の姿が見られた、とある。その後、7月、8月と猛暑日が続き40度を超すほど危険な状態の日もある。

一方パリオリンピックがほどほどの気候の中で行われ、日本の選手が大活耀した。

そんな8月24日土曜日は東葛川柳会句会の日だ。11時アミュゼプラザに着くと、早出の幹事のみなさんの手ですっかり句会場は出来ていた。感謝である。柏は変わらずの猛暑。入館してくる人とすれ違うと熱気が伝わってくる。
受付は12時30分からだが、本日の選者である津田暹先生、佐瀬貴子先生、当会の遊人さん達は選者席で選を始めておられる。会場ではおしゃべりがあちこちで。おしゃべりは最高のボケ防止?ぼくも大いにおしゃべりの仲間入り。そんなところへ、大谷翔平選手が「40-40」(40本塁打と40盗塁)を達成したというニュース、実に早いペースだ!。会場は拍手拍手、大いに盛り上がった。

本日の出席者は60名、投句者は28名。

2時 司会者角田創さんの挨拶で句会はスタート。

江畑代表の「川柳教室」が始まる。

「作句の心得」改めて感じていることは言葉選びの必要なこと心に響く言葉(ことだま)だ。例えば、たまたま見たゆうちょ銀行の「現金の置き場に困っていませんか」と店頭にある、面白いキャッチコピーである。ぼくもこの「ちょっとした言葉選び」に七転八例している。

藤田光宏さんの気功の時間、みんな真剣にゆっくり体を動かす。われら高齢者にはなによりのルーティンだ。

3時 披講が始まる。文台は日下部敦世さんと中村久代さん。江畑哲男代表より選者の方々の紹介。
千葉からの津田暹先生は川柳は言わずもがな、大変な健啖家で美食家であると。昔のそば打ちの話も。
水戸からは佐瀬貴子先生。今や名実ともに茨城県の川柳の顔である。
9月7日には水戸市芸術祭を開催、その47回目の川柳大会を紹介された。野田からは当会幹事の遊人さん、多方面の活躍の顔をお持ちである。
今日はどんな顔で選をされるか?

宿題「星」津田暹選

先生は数えで米寿になられた。ご本人から「今日はコメと違って値をあげない(音を上げない)で川柳熱中症でゆきます」と。ユーモアとダジャレが大好きある。昔、つかだ川柳句会での先生に大いに楽しませていただいた。

宿題「集まる」佐瀬貴子選

先生からは川柳のオーラを感じる。9月の大会はまだ暑いだろうが萩も咲く。改めて大会へのお誘いがあった。手慣れた、流ちょうな選が続く。

宿題「大切こと」遊人選

いろいろなジャンルでお楽しみである。名前も使い分けられているのだろう。遊人さんから野田名物の硬いせんべいがお土産。ユーモアを交えての選が進む。
「10月30日には恒例の野田川柳大会がある」ぜひご出席をと。

宿題「クレーム」江畑哲男選

出席者は午前中から座りっぱなしで、疲れが出る頃。ここでいつもの通り江畑流の選で背筋がシャンとなる。「皆さんクレームを上手くまとめておられる」と講評された。

4時半終了。

9月の句会では、11時より幹事会の開催が告げられた。

外は暑い!ビールを求めて?三々五々帰途につく。

句会の表情

句会の表情

 

類は友を呼ぶ三つのベレー帽