- 司会:角田創
- 記名:矢嶋もと之 月岡サチヨ
- 会場:柏市中央公民館 5F
11月30日、明日から師走という慌ただしいなか、落ち葉踏む音を聴きながら会場に。
定例の第4土曜日開催には会場の確保ができず、永見忠士幹事長が苦心の末、この日となった。
11時過ぎ、もう会場では3名ほどの姿が見え、司会の角田創幹事がマイクのテスト中だった。
江畑哲男代表は所用があって早退、副代表の川崎信彰さんが開会のあいさつを代行。
開ロ一番、「11月10日に岐阜市民会館で開催された第39回国民文化祭で、当会の水井玲子さんの作品が特選となりました」と告げると、場内からは大きな拍手が沸いた。続いて選者の紹介を。今日のゲスト選者は千葉県川柳作家連盟会長。名雪凛々さんに対して、「会長が若くなって、犬吠の幹部のみなさんまで若くなった」とエールを送る。
参加者は57名に投句が32名、計89名と司会者から発表された。
出句締切14時
いつもの体操でリラックスして15時から披講に。文台は矢嶋もと之さんと月岡サチヨさん。
最初の宿題は「快調」
選者は名雪凛々さん。会長に就任して2年目、『犬吠』も600号を迎え嬉しく思っている、また千葉県大会も来年は60周年を迎えますと、売りの笑顔でスピーチが続く。
次の宿題は「ヘルプ」。
選者は渡辺柳山さん。東葛川柳会のメンバーでありながら欠席がちということで自己紹介を始める。定年退職後松戸川柳会をスタートに川柳研究社ほか5社ほどの吟社に所属して、いまや『犬吠』の幹部としても活躍中とか。仲間が増えて川柳を趣味にしたことは正解だったとご満悦の表情で披講に。
次の宿題は「選ぶ」
選者は川名信政さん。「前立腺をとってマイナスを補填するため顎髭をのばしました」とあいさつ。呼名は有名な方であっても、会が決めたようにフルネームで願いますと釘を刺す。披講の途中、小島一風さんが「加山雄三」と呼名して場内を沸かした。面白い方である。句会が盛り上がった。
最後は三句連記の「自由吟」。
選者はいつもの江畑哲男代表に代わって副代表の川崎信彰さん。合唱で鍛えたのどでコメントを交え、笑わせながら披講を続ける。途中、「あと30句くらい…」とフーフーの場面も。
今年もあと僅か、明日から師走を迎えます。慌ただしい日々を迎えますが寒さ身にしむ候、温かくしてお過ごし下さい。