『ぬかる道』第449号 2025年3月1日発行
目次
- 巻頭言/句会を活性化しよう…江畑哲男
- とうかつメッセ…江畑哲男選
- とうかつメッセ《自選》
- 東葛飾川柳会新春句会
- 句会の表情…渡辺柳山
- 『ぬかる道』11月号鑑賞リレー/団扇さんのひょっこりはん…植竹団扇
- 表紙のことば…小川明子
- 遊人のユーモア・エッセイ/川柳事始め…遊人
- 大人の交差点/脳卒中と「リハビリ川柳」…菱木誠
- 川柳再考 Before & After(52)…加藤当白
- こどもの眼 こどもの声 五七五(12)…日下部敦世
- 誌上課題吟/「紙一重」…熊田松雄選
- 編集風だより
魚は背中のカーブが大切だと思います。魚を作るようになってから魚をまじまじと見るようになりました。高価な魚はそう何度も買わないので冷凍庫に入れ、スマホで撮ったり、臭みを消すためレモンを添えたりして苦心しています。ェラと口元は例によって羽裏が大活躍。漁船柄を切りエラを作りました。腹の部分は留め袖のだんだん薄れていく裾部分のグレイを使い、金糸で囲んだ松をのせました。
台布は鳳凰柄、豪華です!熊本県伝統工芸館での布絵展、天草で捕れる黒鯛の活きの良さを表現したのですが、ポスターになったのは上半身?でした。(笑)
これも良い思い出です。
4月号から表紙絵の作者が変わります!
表紙絵担当を終えるにあたって
布絵はスケッチすることから始まります。お教室での雑談、苦心したこと、酒のツマミ、道中電車や街で見かけたステキなジャケットのデザイン画、鹿児島枕崎からかつお節を皆で取り寄せた時の住所、京都東寺の骨董市蚤の市等…。いろんな走り書きをしていて楽しく懐かしみました。
我が家の納戸や衣装ケースにしまい込んでいた布絵を多くの方々に見て頂くことができましたこと大変嬉しく思います。本当に楽しい13ヶ月でした。これからも古布と遊んでいきます。
東葛川柳会の皆様のご活躍をお祈り申し上げるとともにお礼の挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。
小川明子(松戸市)
独特な作品づくりに挑戦中!
この度『ぬかる道』の表紙絵に掲載することになりました。よろしくお願いいたします。
定年後の人生を有意義に楽しむことを考え、絵の趣味を活かして市の情報発信や地域の発展を願い、微力ながらお役に立てるよう行動してまいりました。
今年81才、超の後期高齢者になり健康で夢を持ち、人のやらない独特な作品づくりに挑戦しており、特に最近はインスタントコーヒーで描く作品を意欲的に制作発表して、多くの方から、ご好評をいただいております。
江畑哲男代表から『ぬかる道』をご恵送いただき拝読し、ユニークな川柳は自然の出来事を素直に感じ取って短詩句で表現する奥の深い素晴らしい文学であることを老いて知り、頭の中が絵だけの浅学非才の自分を恥じております。これから頭を柔軟に感性を磨き、時代に遅れる人生を豊かに笑顔をもって頑張ってまいります。
野崎信一(我孫子市)