『ぬかる道』第440号 2024年6月1日発行
目次
- 巻頭言/心合わせをしていこう…江畑哲男
- とうかつメッセ…江畑哲男選
- とうかつメッセ《自選》
- 東葛飾川柳会四月句会
- メッセ賞受賞記念エッセイ/認知症に想う…増田幸一
- 句会の表情…金城風見子
- 『ぬかる道』4月号鑑賞リレー/想像と創造の翼にのって… 遊 人
- 特別寄稿/いきものがかり…荒川佳洋
- 大人の交差点(176)/『石町(こくちょう)の時の鐘』…川名信政
- 表紙のことば…小川 明
- 川柳再考 Before & After(43) …加藤当白
- こどもの眼 こどもの声 五七五(3)…日下部敦世
- 誌上課題吟/「明日」…小菅 八柳選
- 寄稿エッセイ/関脇・麒麟児の活躍…松代天鬼
- 編集風だより
表紙のことば 【いわし 42×35】 小川明子(松戸市)
父の転勤で4年生から高校までを熊本で過ごしました。今でもそうですが自然が豊かで、水や食べ物が美味しい所です。
その熊本で布絵展をやりたいと長年思ってきました。念願の熊本城横にある「熊本県伝統工芸館」に、やっとのことで抽選に当たりあの東日本大震災の年に展示が決まりました。
宿から会場までの毎朝、懐かしい思いでと共に歩き、熊本城の石塀に2・3枚ず布絵を立てかけ朝日を背にスマホで撮った一枚です。
布絵の背後に見える石塀に青々と生えたこけはとても美しいものでした。
日本画家、中島潔が京都清水寺の成就院に奉納したふすま絵「いわしの大群」の足元にも及びませんが「いわしの三兄弟」です。
その熊本で布絵展をやりたいと長年思ってきました。念願の熊本城横にある「熊本県伝統工芸館」に、やっとのことで抽選に当たりあの東日本大震災の年に展示が決まりました。
宿から会場までの毎朝、懐かしい思いでと共に歩き、熊本城の石塀に2・3枚ず布絵を立てかけ朝日を背にスマホで撮った一枚です。
布絵の背後に見える石塀に青々と生えたこけはとても美しいものでした。
日本画家、中島潔が京都清水寺の成就院に奉納したふすま絵「いわしの大群」の足元にも及びませんが「いわしの三兄弟」です。