中野彌生エッセイ

中野彌生エッセイ

動物福祉の揚げ足

2025年クリスマスのテレビは、例年通りバチカンのローマ法王が、世界の人々に祝福の挨拶を送る様子を伝えていたのですが、その日は法王サマよりも、もっと私の関心を惹く報道がありました。それは、フランス政府...
中野彌生エッセイ

玉子サンドは危ない

先日テレビのニュースで、某コンビニエンス・ストアの社長が、日本の店舗の好調ぶりを、機嫌よく話していました。外国からの観光客には、日本のコンビニの清潔さ・品揃え・サービスなどが好評らしいのですが。特にラ...
中野彌生エッセイ

高校野球放談

近年の夏は、命に関わるような危険な暑さですが、それでも甲子園では高校野球選手権大会が開催されました。試合開始時間をずらして、暑さ対策をした積りらしいのですが、それらは効果的だったとは思えず、この猛暑で...
中野彌生エッセイ

お国変われば

八十路を越えた歳月を振り返りますと、色々なことがありました。えっ? それ本当? と信じ難いこともありました。その昔ロンドンの青果店で、林檎を数個買おうとした時のこと、どれにしようかなと選んでいると、そ...
中野彌生エッセイ

セント・オールバンスの壁

半世紀以上も昔の英国で、友人に誘われてセント・オールバンスと言う町を訪れたことがありました。その町は、ロンドンから北へ20 数キロの史跡の町です。ローマ時代の街道の遺跡が残るこの町は、ロンドンのターミ...
中野彌生エッセイ

親知らずの記憶

半世紀以上も昔の1968年のことです。当時、ロンドンに在住していた私は、全く予期しなかった「親知らず」のトラブルに見舞われたことがありました。少し生え始めた親知らずが、歯茎に悪さをして、炎症を起こした...
中野彌生エッセイ

親族請負い業

もう半世紀も昔の1970年代のことでした。顔見知りの貸衣装屋の奥さんが、「今日は忙しいのよ!これから夫婦で出掛けるのよ!」と言って、その詳細を話してくれたことがありました。結婚式の衣装を借りに来たお客...
中野彌生エッセイ

ナツメの木のあった家

敗戦後の幼少期を、片田舎で暮らしたあの頃から、70年以上も経た今頃になって、これまでに一度も思い出すことのなかった人々が、ふと蘇えってきて不思議に思うのです。1952年(昭和27年)私が小学4年生の頃...
中野彌生エッセイ

コロナ禍放談

世界中がコロナ禍に巻き込まれてから、2025年正月で満5年が経過しました。誰もみな感染の恐怖と行動制限などで、未曾有の体験をしたのですが、驚くことに酷い目に遭ったその割には、当時の記憶が徐々に薄れそう...
中野彌生エッセイ

消えた仕事

最近の新聞に、昭和にはあったけれど、今では無くなった仕事の記事があり、それを読むと様々な思いが交錯しました。それらの仕事は、昭和の暮らし振りの貧しさを浮き彫りすると共に、物凄い速さで利便性を求めて、社...