中野彌生エッセイ ツバメがいた風景 もう随分長い間、ツバメを観ていません。ありふれた鳥なのに、ツバメは一体何処へ行ったのでしょう。この頃ツバメがいないと家族で話していたところ、 何年もツバメに会えぬ初夏淋し 朝日川柳(2024年5月25... 2024.06.20 中野彌生エッセイ
中野彌生エッセイ パンダとの相性 私は非常に好奇心旺盛で、なんでも観たいとか覗き見したいタチなのですが、なぜかパンダだけは一度も見たいと思ったことがないのです。 偶々テレビで、動物園で産まれたパンダを観たことがありますが、パンダとの御... 2024.05.25 中野彌生エッセイ
中野彌生エッセイ ある夫婦 傘寿を過ぎた私は、時々すっかり忘れ去っていた昔のことを、ふっと何の脈絡もなく思い出すことがあります。 髙校1年生だった頃のことで、もう65年以上も昔の話になります。 朝の登校時に、時々一緒になる同じ髙... 2024.04.24 中野彌生エッセイ
中野彌生エッセイ 鶏たちに寄せて 2008年頃のこと、秋田県の比内地鶏が俄かに脚光を浴びる事件がありました。 そのことが起きるまで、私は比内地鶏が非常に高価な鶏肉だとは知りませんでした。 当時、秋田県大館市の鶏肉加工業者が、卵を産まな... 2024.03.19 中野彌生エッセイ
中野彌生エッセイ 農水省事情 今年は辰年で、私の川柳会の互選は「龍」がお題となり、思いがけなく私の句が望外の票を得ました。 役人の登龍門に閑古鳥 世間では周知のことですが、内閣が官僚の人事権握ってから、役人はすっかり萎縮してしまっ... 2024.03.02 中野彌生エッセイ
中野彌生エッセイ 川柳と共に 川柳に関わるようになってから振り返って見ますと、いつの間にか身辺に、川柳の種を捜している自分に気付くことがあります。 元旦の能登半島の震災は、言葉には尽くせない悲惨な災害でしたが、そんな時でさえ川柳に... 2024.02.06 中野彌生エッセイ