- 司会:角田 創
- 記名:矢嶋もと之 角田真智子
- 会場:アミュゼ柏1階
- 出席者49名、欠席投句者35名
9月23日、昨日まで続いていた厳しい暑さがなんとこの日は雨の朝に。降雨のせいかそれとも彼岸が秋を連れてきたのか、急にきた涼しさが嬉しかった。
出席49、投句35計84と司会の角田創さんから会場に伝えられる。毎月出席者は60以上なのにどうして今月は少ないのか?雨のためか、彼岸で墓参りか、都内でこの日は「川柳忌」(柄井川柳の法要)の開催ともぶつかり、広い会場は閑散としていた。
江畑哲男代表のあいさつ
まずは、「阪神タイガースの優勝、おめでとうございます!」と開ロ一番のあいさつ。「阪神の優勝」と川柳がどう関連するの?と場内の顔。
阪神の岡田監督は戦い方が素晴らしいとほめる。優勝を目指すも「優勝」を意識しすぎると若い選手たちは緊張してしまう。過去に何度も意識し過ぎで実力を発揮できなかった。そんなことから今回は「優勝」ではなく「アレ」と呼ぶようにしたとのこと。日本の国は、言葉の力を大切にしてきた。言葉には魔力がある。言霊(ことだま)の力。江畑代表の得意分野である「日本語教室」が展開される。
そのほか、東葛は来月に大会を控えて病人が増えている。くれぐれも健康に気を付けて欲しい。出来る範囲でみなさん、お客を迎えるつもりで大会の運営には協力していただきたいと。昨日はJCOMチャンネルの昼のLIVEニュースに出演してきた話。来月の大会はゲストの相撲部屋おかみの奮闘記の講演がある。どんな内容か楽しみにしてください。新しいホームページも出来上がってきました。ヒットしてください等々。
出句締切14時
15時から披講に。文台は矢嶋もと之さんと角田真智子さん。
最初の宿題は「まとめる」
選者はゲストの山岸順さん、千葉県川柳作家連盟の理事長。『犬吠』が誌友の減少でついに9月号から第三種郵便物許可がもらえなくなり、会報の発送は71円が倍になり大変きびしくなって、組織内の立て直し等に尽力していると意欲あるお話。そんなところから題は「まとめる」
次の宿題は「ブランド」
選者は当会の酒井千恵子さん。あちこちの句会で堂々と選者体験を積んでいると代表から紹介されていた。「ブランド」ということで彼女ご自慢の毛筆による作品が披講前に披露される。また特選三句には彼女の実家の茨城から昨日届いたばかりの美味しい栗を持ってきましたと。
次の宿題は「とぼける」
選者は毎月当会の句会の題と選者決めの担当をしている川名信政さん。川柳は単なる説明句や報告句はつくらないように、そんな句が多かったと。参考として大木俊秀の『俊秀流川柳入門』の紹介を。「渋滞の先頭にいる耕運機」説明句のように感じるかもしれないが、内容的には耕運機のあっさりした味とこみあげるおかしみがあると。俊秀さんが手本句にしているという話を披露。
最後は「自由吟」(三句連記)
選者はいつもの哲男代表に代わって副代表の川崎信彰さん。数年前千葉県川柳作家連盟の理事長に就任した折、体調を崩し任期途中で本日のゲストの山岸順さんに交代してもらった経緯があると、熱く感謝の弁を述べる。哲男代表の阪神優勝の話に関連させたか、信彰さんの披講の最後は阪神をネタにした小生の句を読み上げる。花を持たせてくれた信彰さんは素晴らしい選者だと感謝に感謝。