定例句会

句会の表情(令和7年4月)

定例句会
金城風見子

  • 司会:角田創
  • 記名:角田真智子 伏尾圭子
  • 会場:柏市中央公民館 5階講堂

「休眠打破」と「三月の低温」が影響し、花芽の成長がおくれたと気象庁が説明したように、今年の桜の満開が遅れた分、長く桜を楽しめました。そんな四月でした。それでも、さすがに東葛四月句会までは待ってくれませんでした。

4月26日、句会は柏市中央公民館です。アミュゼよりはやや遠くて、タクシーで来る予定の方も、当日サッカー・柏レイソルの試合があり、タクシーが拾えなかったようでした。出席者は若干少なかったようで投句者30名を合わせ88名でした。

11時から臨時の幹事会が開かれました。

「増田幸一顧問の白寿を祝う会」川崎信彰実行委員長、江畑哲男代表を中心にしての打ち合わせです。六月句会当日の句会会場での祝賀会並びに句会終了後会場を変えての祝賀会に対して、実行委員会の体制と当日の流れの説明がありました。

「木曽路」柏店での祝う会について川崎さんより、詳しい説明がありました。

会費八千円、定員は勝手ながら先着35名、六月句会までの申し込みとなる。他から幸一さんのお付き合いの方々も多く出席される。記念品代のみの参加希望の方は二千円、などが幹事会で了承される。

四月句会場となった通称「柏市中央公民館」は、「ラコルタ柏」(教育福祉会館)と言うんだそうで、ありがたいのは緑の見える3F オープンスペースで、公民館の総合受付としゃれたサンドイッチカフェがあり、自前の食事もできます。私たちはここで昼食をとりました。

12:30受付開始

隣の席では、東葛川柳会、祝賀会の申し込みと会費の徴収が始まります。

一方、昼休みを使って「同人総会」が開かれました。

①増田幸一さんのお祝いの会開催の説明。

②藤田光宏会計担当から令和6 年度会計報告がありました。
ここで問題になったのは、当年度収支の極端なアンバランスです。
『ぬかる道』の印刷費・編集補助費・発送費これらの一部はアウトソーシングになりました。「ぬかる道」が立派過ぎる。会員の減少が続き会費の値上げもやむを得ない、このことの解決策は急務です。会員の方は、渡された報告書をもう一度見直してください。

③人事の一新、中でも代表選挙を是非やりたいと江畑哲男代表から。

④本日は気功はありませんでした。

3時句会開始

代表から年度初めのうれしいニュースとして

①全日本川柳東京大会が2027 年に開催決定。東京開催は25年ぶりだそうです。

②「ぬかる道」の第三種郵便物認可の条件が、毎年が三年に一度で済むようになったとのこと。この手続きの「大変さ」はたびたび語られてきました。

③巻頭言、今月号は川崎副代表に

④表2に『宇宙人のためのせんりゅう入門』暮田真名著の広告掲載

本日の選者紹介。

青木薫さんの紹介では、会長を務められている「東京みなと番傘川柳会」が、青木会長の奮闘と人柄で再び元気回復し、会員も増えているということでした。

小島一風さん。披講が楽しみと、私もそう思いました。

矢嶋もと之さん。若手のホープさん。八面六腎の活躍ぶりがうかがわれます。

川名信政さん。とにかく勉強熱心、あごの下の髭が一段と風格を増しました、本日は三句連記の選者です。

披講

司会 角田創さん
文台 伏尾圭子さん 角田貞智子さん

宿題「前向き」青木薫選(東京みなと番傘川柳会)

青木さんから、番傘では披講あたり二回読みをしている。一回は選んだ句の披露、そして二回目はその句を詠んだ方への敬意を込めて原則お顔を見ながら読み上げる、という趣旨の話があり。本日の披講も二度読みさせて頂くとのことで、二度読まれた。

宿題「無」小島一風選

扁桃腺の手術をされたそうで、つばが出ない、少し甘さがわかるぐらいで味がわからない、一合の酒の上手さが今一とか。話するのが苦手と言われるがこれはこの場の話、普段はどうして話が楽しい。まあ、そのままの披講で皆さん楽しまれたことでしょう。「無」は平凡な句になりがち、そこは話術で笑わせてくれた。

宿題「ムード」矢嶋もと之選

一風さんの後だからかな、無理に淡々と披講!ムードは幅が広がる。

宿題「群れる」(三句連記)川名信政選

最近はやし始めた髭が、川名柳人に近寄りがたくしたように思う。また川柳教室を再開して欲しい。披講は落ち着いてわかりやすい。

 

代表は選者を任せて会員とリラックスのひととき

 

連休を利用して三重県から水谷裕子さんが

 

祝う会会費受付の玲子さん(左)と一江さん