定例句会

句会の表情(東葛川柳会三月句会)

定例句会
新井季代子

  • 司会:伊師由紀子
  • 記名:髙橋和男 杉野海流
  • 会場:アミュゼ柏プラザ
  • 出席者:52名、欠席投句者27名

「東京の桜は満開です」と宣言が出されたこの日、柏でも柏公園の桜並木はほぼ満開に近く、ぐんぐん気温が上がるにつれて会場周辺を歩く方々の表情も、何となく晴れやかにうきうきとしている様に思えます。日本人の意識の中にある桜好き精神が目覚め、ようやく桜が咲いてくれた事への感謝と安堵がにじみ出ているようです。

句会の受付は12時半から始まり、出句締め切り2時で一段落します。披講の始まる3時まではたっぷり1時間。4人の選者さんが選句に四苦八苦されているのを横目に、我々一般の出席者はおしゃべりに花を咲かせます。桜に誘われて歓談出来る幸せを十分に味わう事が出来ました。

そして3時からは句会のスタートです。司会は2月に続き、人呼んで女性幹事長とも言える伊師由紀子さん。東葛運営の裏方として無くてはならない存在です。本日は投句者27名、出席者52名との紹介がありました。文台は松戸川柳会でも大活躍中の高橋和男さんとシャープな切り口で売り出し中の杉野海流さんのお二人。6月に全日本川柳大会が開催される岡山県の笠岡市で、この日は句碑建立祝賀会に出かけた江畑哲男代表に代わり、副代表の川崎信彰さんから選者様四人の紹介がありました。

宿題「雑念」佐道 正選

川柳研究社の幹事長さんとして大活躍の日々を送っていらっしゃるとか。7月19日の創立96周年記念川柳大会へ皆さま是非お出掛け下さいとアピールされておられました。昨年の暮れには『日々雑念』の句集を出されたそうで、軸吟「雑念で本が一冊出来上がる」の句で締めくくられたのは、お見事でした。

宿題「レシート」山崎 智選

東葛の若手幹事としてよみうり時事川柳や気流投稿欄で活躍中の山崎 智さん。はっきりとした口調で自信を持って披講されました。

宿題「芽吹く」金城風見子選

昨年の12月頃から一時は全く声が出ない状況を経て未だに声の調子が悪い状態が続いていますと、コンコンと咳しながらの披講でした。ご本人はもっと毒のある句が欲しかったとの選の感想をおっしゃり、三才に選んだ三句は全て投句の方ばかりでしたので、東葛の約束事で三才賞は繰り下げとなり会場に出席の方にお渡しする事態となりました。金城さん一日も早く喉の状態が回復されます事を願っておりますよ。

宿題自由吟(三句連記)川名信政選

投句者27名、出席者52名の計79名の句を決められた時間で選をされるのは、体力気力共に大変な作業と思われますが、終始穏やかで静かな口調で堂々と披講されていました。

司会の伊師由紀子さんから「皆さん今日はご協力ありがとうございました。又来月皆さんをお待ちしております」の優しい温かな口調に見送られて、三月句会は閉会しました。


江畑哲男代表に代わって、副代表の川崎信彰さんが開会のあいさつ

今月も先月に続き、伊師由紀子さんが司会役を

 

披講前の貴重なお喋りタイムが楽しいの…