B29の贈り物 「B29の贈り物」① 初めて見上げた星空 昭和20年8月1日、午後8時、昼間から出たり消えたりしていた空襲警報が、いよいよ本物の空襲警報となって、庭先に作られた防空壕へ、否応無しに放り込まれた。防空壕からでも聞こえるように... 2025.05.13 B29の贈り物
ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第451号 巻頭言】『増田幸一顧問 白寿の御祝い 』 巻頭言『増田幸一顧問 白寿の御祝い』 副代表 川崎 信彰 東葛川柳会二月句会三句連記で、選者の江畑哲男代表が最後に特選に抜いた句は、「人生の逆走ならばしてみたい」であった。呼名は増田幸一さんだったので... 2025.05.12 ぬかる道巻頭言コラム
中野彌生エッセイ ナツメの木のあった家 敗戦後の幼少期を、片田舎で暮らしたあの頃から、70年以上も経た今頃になって、これまでに一度も思い出すことのなかった人々が、ふと蘇えってきて不思議に思うのです。 1952年(昭和27年)私が小学4年生の... 2025.04.23 中野彌生エッセイ
遊人のユーモア・エッセイ ゴルフ嫌い ゴルフが嫌いになった。嫌いになったのには単純明快な理由がある。でも、理由を述べるのはやめておこう。悪いことに、ゴルフを好きな人まで嫌いになった。特に、私よりもうまいゴルファーなど大嫌いになった。ご当人... 2025.04.17 遊人のユーモア・エッセイ
山田とまとエッセイ 日本人形 三月雛祭りの頃となり、テレビでも地域の祭りが紹介されあちらこちらの雛人形を目にする機会に恵まれた。見ているうちに幼い頃、母が飾ってくれた段飾りのお雛様を思い出した。 まだ小学生になる前くらいのことだっ... 2025.04.10 山田とまとエッセイ
ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第450号 巻頭言】『ラブレター from 台湾 』 巻頭言『ラブレター from 台湾 』 江畑哲男 その昔、 「カナダからの手紙」というヒット曲があった。平尾昌晃と畑中葉子のデュエットだった。「🎵ラブレター、フロム、カナダぁ♪」で始まる、アノ曲だ。昭... 2025.03.28 ぬかる道巻頭言コラム
中野彌生エッセイ コロナ禍放談 世界中がコロナ禍に巻き込まれてから、2025年正月で満5年が経過しました。 誰もみな感染の恐怖と行動制限などで、未曾有の体験をしたのですが、驚くことに酷い目に遭ったその割には、当時の記憶が徐々に薄れそ... 2025.03.25 中野彌生エッセイ
遊人のユーモア・エッセイ モンマルトルの武勇伝 続き この安岡力也は怖かった。体もでかいし英語も上手い、何と言っても声が良い。これで上ずった半オクターブの声だったら、ずっこけをかます所だが、決して期待を裏切らないそれなりの声である。きっとモンマルトル界隈... 2025.03.18 遊人のユーモア・エッセイ
ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第449号 巻頭言】『句会を活性化しよう』 巻頭言『句会を活性化しよう』 江畑哲男 コロナは終わった! 今こそ、句会を活性化しよう!三年余のコロナ禍を超えて、楽しく生き生きとした句会を甦らせたい。 そんな夢と抱負を抱きながら、本年の活動をただい... 2025.03.07 ぬかる道巻頭言コラム
中野彌生エッセイ 消えた仕事 最近の新聞に、昭和にはあったけれど、今では無くなった仕事の記事があり、それを読むと様々な思いが交錯しました。それらの仕事は、昭和の暮らし振りの貧しさを浮き彫りすると共に、物凄い速さで利便性を求めて、社... 2025.02.19 中野彌生エッセイ