ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第456号 巻頭言】『ぬかる道』誌の魅力 巻頭言『ぬかる道』誌の魅力 江畑 哲男 こういうことは他誌では書かない。まして巻頭言に書いたりはしない(笑)。 自分の雑誌の魅力を自らアピールする。カッコイイことではない。日本的な美学にも反しよう。し... 2025.10.07 ぬかる道巻頭言コラム
中野彌生エッセイ 高校野球放談 近年の夏は、命に関わるような危険な暑さですが、それでも甲子園では高校野球選手権大会が開催されました。 試合開始時間をずらして、暑さ対策をした積りらしいのですが、それらは効果的だったとは思えず、この猛暑... 2025.09.29 中野彌生エッセイ
B29の贈り物 「B29の贈り物」⑤ 焼け焦げの死体の山、……我が家があった 街へ近づくにつれて、異様な匂いが流れてきた。酸っぱいのと、ゴミを焼くのと混ぜたような、異臭である。焼け残ったレンガ塀の角を曲がった時、眼に入ったのは、黒焦げの死... 2025.09.20 B29の贈り物
山田とまとエッセイ ペギラ先生 毎朝聞いているラジオのパーソナリティが「今日のメール投稿テーマは先生です」と言うのが耳に入ってきた。「先生」か、と思いながら、読みあげられていくリスナーのメールが面白く、つい聞き入ってしまう。そして先... 2025.09.16 山田とまとエッセイ
ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第455号 巻頭言】『フツーの忙しさ 』 巻頭言『フツーの忙しさ』 江畑 哲男 今月号はホンネ。 先月まではきつかった。コロナ禍以降、最も多忙な数カ月を過ごした。仕事が後から後から降って湧いて来るようだった。まるで、わんこそばのように。 「フ... 2025.09.04 ぬかる道巻頭言コラム
遊人のユーモア・エッセイ 消える言葉、変わる言葉 時代とともに言葉は消え、変わると言うテーマほど陳腐なものは無い、と思っていたが、最近、ちょっと面白い言葉にであった。それで、この陳腐なテーマに挑戦してみる気になった。 およそ言葉は、それらが元々持つ直... 2025.09.01 遊人のユーモア・エッセイ
中野彌生エッセイ お国変われば 八十路を越えた歳月を振り返りますと、色々なことがありました。 えっ? それ本当? と信じ難いこともありました。 その昔ロンドンの青果店で、林檎を数個買おうとした時のこと、どれにしようかなと選んでいると... 2025.08.25 中野彌生エッセイ
B29の贈り物 「B29の贈り物」④ 逃げる 庭先に最初の焼夷弾が落ちた時、物凄い勢いで走り出した母の後を、必死で追いかけているうちに、下駄の鼻緒(前緒)が切れた。思わず立ち止まった私を、母が怒鳴る。「何やってるの、早く来い!」我に返ると... 2025.08.16 B29の贈り物
ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第454号 巻頭言】『見せました、川柳の底力 』 巻頭言『見せました、川柳の底力』 江畑 哲男 見せました・見せました、「川柳の力」を。魅せてくれましたねえ、「川柳の底力」を。 6月22日(日)第48回全日本川柳2025年神戸大会の成功を、皆さまとと... 2025.08.07 ぬかる道巻頭言コラム
中野彌生エッセイ セント・オールバンスの壁 半世紀以上も昔の英国で、友人に誘われてセント・オールバンスと言う町を訪れたことがありました。その町は、ロンドンから北へ20 数キロの史跡の町です。 ローマ時代の街道の遺跡が残るこの町は、ロンドンのター... 2025.08.01 中野彌生エッセイ