コラム

中野彌生エッセイ

ふんどし物語

八十路を過ぎたこの歳になっても、初めて聞いて驚くような話があるものです。江戸時代の庶民生活や、下町の風俗に詳しい人から聞いたのですが。その昔、江戸の下町の男たちは、周辺の女たちの気を引くために、自分を...
ぬかる道巻頭言

【『ぬかる道』第464号 巻頭言】
『On the same boat』

巻頭言『On the same boat』江畑 哲男トップは時として大きな決断を迫られる。何も政治の世界に限らない。小さな趣味の世界でもそうだ。東葛川柳会40 年の歴史のなかで、今回がまさにそうであっ...
遊人のユーモア・エッセイ

千住のお化け煙突

バスが橋を渡る。「ここから東京だよ」と隣に座った母が教えてくれる。しばらくすると、目の前に見えてくるのが、細長い数本の煙突だ。バスはこの煙突を遠巻きにしながら進む。進むにつれて、この煙突が二本になった...
中野彌生エッセイ

タモリからの伝言

伝言と言っても、タモリから直接頼まれた訳ではないのです。つい最近のことでしたが、タモリが短く呟いたのを、偶然読んだことがありました。彼曰く「地名というのは土地の記憶なんだから、美しいとかいう理由で変え...
山田とまとエッセイ

ドラマ「月桂樹洋服店の紳士たち」

珍しく韓流ドラマに自主的に?ハマってしまいました。自主的、とあえて言うのには訳がありまして、今まで韓ドラをきちんと観たのは、ブームになった「冬のソナタ」と「愛の不時着」の二作品だけだからです。これは世...
ぬかる道巻頭言

【『ぬかる道』第463号 巻頭言】
『公務Vs公務』

巻頭言『公務Vs公務』江畑 哲男東葛川柳会の三月句会は下記に述べる事情で小生やむを得ず欠席をした。コロナ禍以降、小生の欠席は初めて?......いやいや、入院加療中の欠席がありましたね。留守を川崎信彰...
中野彌生エッセイ

驚愕について

ハイドンの交響曲に94番「驚愕」がありますが、彼はその曲を創ることで、一体何を表現したかったのか、かねてより関心を持っていました。彼が「驚愕」を作曲した意図を調べてみると、ハイドン自身が演奏をしている...
ぬかる道巻頭言

【『ぬかる道』第462号 巻頭言】
『全日本川柳東京大会』

巻頭言『全日本川柳東京大会』江畑 哲男全日本川柳東京大会の会場が決まった。会場問題で当初つまづいていたのだが、決着を見た。良かった!正式名称は「第五〇回全日本川柳2027年東京大会」である。主催は一般...
B29の贈り物

「B29の贈り物」⑫

鹿沼での学校生活活字に飢えていた、というのは本当だったろう。戦争中は紙が無くて、新聞でさえ一枚こっきりの折りたたみだったし、教科書なんか兄弟などのお古があれば言うことなしだった。昭和二十三年から、薄い...
中野彌生エッセイ

髭面の存立危機事態

確かにこれと言った理由はないのですが、私は髭面が余り好きではありません。全く主観的ですが、髭面は不潔に見えて、近寄りたくない心地がするのです。日本では、芸術家とか会社勤務ではない自由業の人などに髭面が...