遊人のユーモア・エッセイ モンマルトルの武勇伝 ポン引きと呼ばれる客引きのお兄さんに良く好かれる。理由を考えることがある。 1. お金を持ってそう、2. 好きそう、3. 誘惑に弱そう、4. 決断が速そう...違う違う全部違う。 強いて言えば4. 決... 2025.02.14 遊人のユーモア・エッセイ
山田とまとエッセイ 二人のおばあさん 電車で席を譲られるようになってから、どのくらいになるだろう。私はいつも喜んでその親切を受け取り、心からの感謝の言葉を述べることにしている。 そんな私が、ある日乗った電車内の出来事。コロナ騒動以前の話。... 2025.02.13 山田とまとエッセイ
ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第448号 巻頭言】『近未来への伝言』 巻頭言『近未来への伝言』 江畑哲男 令和7年(2025)が本格的に始動し始めた。 改めて、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 会員各位のご多幸はもちろん、小誌『ぬかる道』関連の皆々様のご健康とご... 2025.02.03 ぬかる道巻頭言コラム
中野彌生エッセイ 元日の歯ぎしり 我が家の近くの国道には、東京から32キロの標識があります。 この辺りは江戸から八里と言われ、志賀直哉や柳宗悦にゆかりの土地ですが、私たちは特にここを選んで、気に入って移り住んだ訳でもないのです。 19... 2025.01.29 中野彌生エッセイ
遊人のユーモア・エッセイ もっといい話 人からお借りして「花鳥風月」という本を読んだ。昭和10年刊行とあるから、かなり古い本である。江戸、明治の食べ物、酒、風俗、着物などに関する他愛も無い話が載っている。中でも、江戸の夜鷹(街娼)に関する話... 2025.01.16 遊人のユーモア・エッセイ
ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第447号 巻頭言】『気分を新年に変えながら』 巻頭言『気分を新年に変えながら』 江畑哲男 とてもとてもそんな気分にはまだまだなれないのだが、仕方あるまい。この原稿を書いているのは、令和6年12月12日。雑誌の上ではすでに「新年号」である。ここは吉... 2025.01.07 ぬかる道巻頭言コラム
中野彌生エッセイ 勝ちゃんのこと 今から72年も前の1952年(昭和27年)、敗戦から7年経った頃のことです。 当時の私は大連から引揚げて、縁故を頼りに辿り着いた片田舎で、小学4年生でした。 小学校の教室では、教壇に近い前の席に、勝ち... 2024.12.26 中野彌生エッセイ
山田とまとエッセイ 取材の余波 もう7・8年ほど前のこと、NHKの「ドキュメント72時間」という番組があり、そこで取材されたのです。もちろん、偶然取材班と出会ったというだけのことですが! それは暑い夏、8月のお盆の日。なるべく涼しい... 2024.12.16 山田とまとエッセイ
ぬかる道巻頭言 【『ぬかる道』第446号 巻頭言】『川柳での受勲を喜ぶ』 巻頭言『川柳での受勲を喜ぶ』 江畑哲男 去る11月2日(日、祝)、大きな大きなニュースが飛び込んできた。皆さんもよくご存知の津田暹(千葉県川柳作家連盟前会長)さんが、旭日双光章を受章されたというニュー... 2024.12.05 ぬかる道巻頭言コラム
中野彌生エッセイ ナマの有名人 テレビの画面で若者が、「あっ!ナマの○○だ! !」と有名人を観て発する場面を、幾度か目撃したことがありました。 どうやら有名人を真近かに観ると、ナマの○○と言うらしいのですが、ナマとは素のままでとか、... 2024.11.25 中野彌生エッセイ