tokatsu-senryukai

ぬかる道

『ぬかる道』令和7年(2025)10月号

『ぬかる道』第456号 2025年10月1日発行 目次
中野彌生エッセイ

高校野球放談

近年の夏は、命に関わるような危険な暑さですが、それでも甲子園では高校野球選手権大会が開催されました。試合開始時間をずらして、暑さ対策をした積りらしいのですが、それらは効果的だったとは思えず、この猛暑で...
B29の贈り物

「B29の贈り物」⑤

焼け焦げの死体の山、……我が家があった街へ近づくにつれて、異様な匂いが流れてきた。酸っぱいのと、ゴミを焼くのと混ぜたような、異臭である。焼け残ったレンガ塀の角を曲がった時、眼に入ったのは、黒焦げの死体...
山田とまとエッセイ

ペギラ先生

毎朝聞いているラジオのパーソナリティが「今日のメール投稿テーマは先生です」と言うのが耳に入ってきた。「先生」か、と思いながら、読みあげられていくリスナーのメールが面白く、つい聞き入ってしまう。そして先...
定例句会

句会の表情(東葛川柳会七月句会)

井上すず7月26日の気温は36度。今年は梅雨明けと同時に別格の暑さが続いている。駅からアミュゼ柏までは十分ほどだが、ヘたっている体に、日差しの圧力がのしかかる。そんな酷暑の中、集まる皆さんの笑顔と笑顔...
ぬかる道巻頭言

【『ぬかる道』第455号 巻頭言】
『フツーの忙しさ 』

巻頭言『フツーの忙しさ』 江畑 哲男今月号はホンネ。先月まではきつかった。コロナ禍以降、最も多忙な数カ月を過ごした。仕事が後から後から降って湧いて来るようだった。まるで、わんこそばのように。「フツーの...
ぬかる道

『ぬかる道』令和7年(2025)9月号

『ぬかる道』第455号 2025年9月1日発行 目次
遊人のユーモア・エッセイ

消える言葉、変わる言葉

時代とともに言葉は消え、変わると言うテーマほど陳腐なものは無い、と思っていたが、最近、ちょっと面白い言葉にであった。それで、この陳腐なテーマに挑戦してみる気になった。およそ言葉は、それらが元々持つ直接...
中野彌生エッセイ

お国変われば

八十路を越えた歳月を振り返りますと、色々なことがありました。えっ? それ本当? と信じ難いこともありました。その昔ロンドンの青果店で、林檎を数個買おうとした時のこと、どれにしようかなと選んでいると、そ...
B29の贈り物

「B29の贈り物」④

逃げる庭先に最初の焼夷弾が落ちた時、物凄い勢いで走り出した母の後を、必死で追いかけているうちに、下駄の鼻緒(前緒)が切れた。思わず立ち止まった私を、母が怒鳴る。「何やってるの、早く来い!」我に返ると、...