コラム

中野彌生エッセイ

消えた仕事

最近の新聞に、昭和にはあったけれど、今では無くなった仕事の記事があり、それを読むと様々な思いが交錯しました。それらの仕事は、昭和の暮らし振りの貧しさを浮き彫りすると共に、物凄い速さで利便性を求めて、社...
遊人のユーモア・エッセイ

モンマルトルの武勇伝

ポン引きと呼ばれる客引きのお兄さんに良く好かれる。理由を考えることがある。1. お金を持ってそう、2. 好きそう、3. 誘惑に弱そう、4. 決断が速そう...違う違う全部違う。強いて言えば4. 決断が...
山田とまとエッセイ

二人のおばあさん

電車で席を譲られるようになってから、どのくらいになるだろう。私はいつも喜んでその親切を受け取り、心からの感謝の言葉を述べることにしている。 そんな私が、ある日乗った電車内の出来事。コロナ騒動以前の話。...
ぬかる道巻頭言

【『ぬかる道』第448号 巻頭言】
『近未来への伝言』

巻頭言『近未来への伝言』 江畑哲男令和7年(2025)が本格的に始動し始めた。改めて、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。会員各位のご多幸はもちろん、小誌『ぬかる道』関連の皆々様のご健康とご健吟を...
中野彌生エッセイ

元日の歯ぎしり

我が家の近くの国道には、東京から32キロの標識があります。この辺りは江戸から八里と言われ、志賀直哉や柳宗悦にゆかりの土地ですが、私たちは特にここを選んで、気に入って移り住んだ訳でもないのです。1980...
遊人のユーモア・エッセイ

もっといい話

人からお借りして「花鳥風月」という本を読んだ。昭和10年刊行とあるから、かなり古い本である。江戸、明治の食べ物、酒、風俗、着物などに関する他愛も無い話が載っている。中でも、江戸の夜鷹(街娼)に関する話...
ぬかる道巻頭言

【『ぬかる道』第447号 巻頭言】
『気分を新年に変えながら』

巻頭言『気分を新年に変えながら』 江畑哲男とてもとてもそんな気分にはまだまだなれないのだが、仕方あるまい。この原稿を書いているのは、令和6年12月12日。雑誌の上ではすでに「新年号」である。ここは吉例...
中野彌生エッセイ

勝ちゃんのこと

今から72年も前の1952年(昭和27年)、敗戦から7年経った頃のことです。当時の私は大連から引揚げて、縁故を頼りに辿り着いた片田舎で、小学4年生でした。小学校の教室では、教壇に近い前の席に、勝ちゃん...
山田とまとエッセイ

取材の余波

もう7・8年ほど前のこと、NHKの「ドキュメント72時間」という番組があり、そこで取材されたのです。もちろん、偶然取材班と出会ったというだけのことですが! それは暑い夏、8月のお盆の日。なるべく涼しい...
ぬかる道巻頭言

【『ぬかる道』第446号 巻頭言】
『川柳での受勲を喜ぶ』

巻頭言『川柳での受勲を喜ぶ』 江畑哲男去る11月2日(日、祝)、大きな大きなニュースが飛び込んできた。皆さんもよくご存知の津田暹(千葉県川柳作家連盟前会長)さんが、旭日双光章を受章されたというニュース...